災害と災害後にしたいこと

2023年1月1日、能登地方で発生した地震と津波の被害に遭われた方々、そして能登地方にご親族やお友達がいらっしゃる方々に、心よりお見舞申し上げます。 復旧までは時間がかかると思いますし、心身に受けたダメージの回復にもしばらく時間が必要ですが、病気…

マンションの相続における注意点 

こんにちは、こうのとりです。 今回は自分が見習いだった時代に経験した相続手続の中で、マンションの相続で起きたお話をしたいと思います。最後までお付き合いいただければ幸いです。 都内屈指の人気エリアに立つマンション 今回のお話ですが、お父様が生前…

生命保険の相続における注意点

こんにちは、こうのとりです。 今回は生命保険に関するお話です。 「万が一、自分が死んでしまったら」と考え、生命保険をかけている方は多いと思いますが、実際に相続が発生した時に気をつける点はあるのでしょうか?今回はそんなことに注目してみたいと思い…

相続発生!早めの手続きが必要なことあれこれ

こんにちは、こうのとりりです。 どなたかが亡くなられた場合、死亡届、葬儀等、やることがたくさんあります。その中では忙しさのあまり、つい忘れがちなものもあります。 その多くは法に反するものではありませんし、ごくごく小さなことなのですが、忘れて…

残された配偶者の居住権を保護する制度

こんにちは、こうのとりです! 今回も相続と、不動産のお話ですが、お付き合いください。特に「配偶者が先に亡くなったらどうしよう」とお考えの方には、今後をどうするかのきっかけにもしていただきたいので、ぜひご覧いただきたい内容です。 配偶者居住権…

所有者が不明の土地はどうなるの?

こんにちは、こうのとりです。 今日は所有者が不明の土地について書いていきます。「土地の所有者が亡くなった後、手続がされていない」というケースは、決して珍しい話ではありません。国もこの問題に注目しており、もうすぐ民法が改正されます。 なくそう…

桜の季節になりました

こんにちは、こうのとりです。 今日は真面目な話を少しお休み。確定申告の締切まであと少し。年度末ということもありなかなか忙しい毎日。仕事があるのはありがたいことですが、ほっとする時間がほしいのも事実。 そんなわけで今回は、難しい話は一旦お休み…

本年もよろしくお願いします

お久しぶりです。こうのとりです! 昨年は当ブログにお越しいただき、ありがとうございました。もちろんはじめてブログにお越しいただいた方も大歓迎です。2023年が始まりました。今年もぼちぼちブログを続けていきたいので、何卒よろしくお願いします。 相…

税務署は相談を受け付けてくれるの?

こんにちは、こうのとりです。 少し前にお客様から、びっくりするような話を聞きました。 「昔、自分の土地のことで法務局に相談に行ったら、隣の司法書士事務所に行くように言われた」というのです。20年以上前の話らしいのですが、今では信じられませんね…

農地を相続する場合の注意点

こんにちは、こうのとりです。 今回は農地を相続した場合のお話をしていきたいと思います。 自分や親が直接農業に携わっていない場合であっても、親族が農業をしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか? ある日突然手紙が来て、自分が相続人であ…

相続登記の義務化が始まります!土地・建物の登記はお済ですか?

こんにちは、こうのとりです。 今回のお話は土地・建物を相続された方へ関係する、大切なお知らせです。 ニュース等で「所有者がわからず壊せない建物」のお話を聞いたことはありませんか? 最近増えている問題の一つですが、「所有者がいない不動産をなくす…

便利な法定相続情報証明制度を活用しよう

こんにちは、こうのとりです。 今回は「法定相続情報証明制度(ほうていそうぞくじょうほうしょうめいせいど)」についてお話をしたいと思います。 これまで相続の手続では、大量の戸籍謄本が必要になることも少なくありませんでした。この戸籍謄本の束を手続…

成人年齢の改正と相続への影響

こんにちは、こうのとりです。 令和4年4月、民法が改正されました。成人の年齢が20歳から18歳に引き下げられ、相続や贈与にも影響があるので書いていきたいと思いました。 このブログを書いている時点では、「18歳、19歳の相続人がいるんだけど…」という事例…

相続しないメリットがあることも忘れずに

こんにちは、こうのとりです! 今回のタイトルを見て、頭がおかしくなったか…と思う方もいらっしゃるでしょうがそうではありません。 相続することは遺産をもらうことに変わりはないのですが、時に余計な出費や手間、心労の原因にもなりえます。今回は相続し…

親の介護がきっかけとなった相続トラブル

「介護をしたのはほとんど私なんだから、全部もらって当然」 こんにちは、こうのとりです。 上の言葉は、長年にわたりお母様の介護をされていた女性が言い放った言葉です。 弟は夢を追いかけ海外へ。妹は職場結婚の相手と飛行機の距離に転勤。長女は就職も結…

相続税申告の流れをざっくり説明

こんにちは、こうのとりです! 今日は相続税のお話を書いてみたいと思います。 相続税には申告期限があること、期限内に納めないと余分に税金を取られるらしいという話は、ご存じの方が多いようです。 大まかな流れ 相続税の申告は、亡くなった日の翌日から1…

タンス預金をおすすめしない理由

タンス預金のデメリットをお話します。

相続税の申告を自分でするメリット・デメリット

こんにちは! こうのとりです。 前回の記事では、相続税の申告を自分でする手順・必要書類、そして自分で相続税の申告をするときの相談先についてご紹介しました。 今回の記事では、相続税の申告を自分でするメリット・デメリットをご紹介します。 自分で申…

相続税の申告を自分でする手順・必要書類

こんにちは! こうのとりです。 前回の記事では、相続税の申告が自分でできるケースと税理士に依頼した方が良いケースについて紹介しました。 今回は、相続税の申告を自分でする手順・必要書類と、相続税の申告を自分でするときの主な相談先を見ていきます。…

相続税の申告が自分でできるケース・税理士に依頼した方が良いケース

こんにちは! こうのとりです。 親が亡くなった場合など、相続人となって遺産を相続した場合は、相続税の申告をしなければならない場合があります。 ただ、自身が相続人となることは数えるほどしかないため、相続税の申告書を作成したことのある人は、ほとん…

生産緑地制度の期限を2022年に控えて、首都圏の地価はどうなるの?

こんにちは! こうのとりです。 今年は7月下旬に雨が多い時期があって、それ以降は35℃ぐらいが平均的に続く猛暑となっていますね。 今年も海へ行けなかったなぁというのが残念です・・・。 ※写真はイメージです さて、前回は、生産緑地制度についてまとめて…

宅地不足は生産緑地のせい?東京にも農地はあるんです!

こんにちは! こうのとりです。 そろそろお盆が近いですが、昨年も今年もあんまりお盆って気分じゃないですね。 いつになったらこの状況が続くのだろうと、先の見えないゴールはなかなかキツイです。 ※ 写真はイメージです。 前回、不動産価格動向についてま…

テレワークが進めば不動産価格が下がる?マンション一強の価格高騰

こんにちは! こうのとりです。 ついにオリンピック目前となりましたが、開会式にかかわる関係者が辞任ラッシュとなっていて、非常に暗い影を落としつつあります・・・。 たしかに過去に差別行為を行っていた方々が処分されるのは致し方ないですが、もっと早…

都心部の地価高騰が顕著!相続前に知っておきたいエリア別不動産価格動向

こんにちは! こうのとりです! さて、オリンピック目前ですが、まだまだ混沌としております・・・。 イギリスやアメリカでは感染者数は許容する方向に舵を切ってますが、日本は果たして・・・ ※写真はイメージです さて、被相続人が元気なうちに遺産の整理…

兄弟10人、この不動産は誰のもの?所有者不明土地の問題解決的アプローチ

こんにちは! こうのとりです! 五輪が近づいてきましたが、折角の自国開催なのに今回は素直に楽しめそうにないですね・・・。どうせなら、お祭り騒ぎで応援したかったな~と、個人的には感じています。 ※写真はイメージです さて、前回まで2回にわたって所…

「相続登記の義務化」以外の予防的アプローチと相続放棄

こんにちは! こうのとりです! そうえいば、コロナ禍で業務量が格段に減った航空会社の添乗員などが、他業種のコールセンター業務などに出向するというニュースがありましたよね。 なりふり構わずに会社を守ろうとする従業員の皆様には頭が下がる一方で、SA…

忘れられた「ポツンと一軒家」状態の予防的アプローチ「相続登記の義務化」

こんにちは! こうのとりです! コロナ禍に対応すべく、withコロナ、afterコロナとして、デジタル化が促進されていますが、皆様の企業では進んでいますか? テレワークが推進されれば、介護や地方の過疎化などの社会問題が解決するのになと感じているのは私…

2024年以内に相続登記義務化!遠方に遺産がある方は注意!

こんにちは! こうのとりです! 自制の日々が続きますが、頑張っていきましょう! ※ 画像はイメージです 2021年4月、「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法案」と「相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律」が可決成立し…

子どもなしの夫婦が遺言書を残こすべき理由とは(2)

こんにちは! こうのとりです。 今回は前回の続きで、子どもなしの夫婦が遺言書を残こすべき理由などについて見ていきたいと思います。 配偶者と親に財産を相続させたいときの遺言書の書き方 次に、配偶者と親に財産を相続させたいときの遺言書の書き方につ…

子どもなしの夫婦が遺言書を残こすべき理由とは(1)

こんにちは! こうのとりです。 子どもなしの夫婦の一方が亡くなった場合、夫や妻の財産はすべて自分が相続するというイメージを持っている方もいるかもしれません。 しかし、民法では子ども以外にも被相続人(亡くなった方)の一定の親族は、法定相続人とな…