こんにちは、こうのとりです。
今回はタンス預金についてのお話です。
タンス預金は税金が取られないから良いと考えている方も少なくないようですが、デメリットも多いのです。
今回は、タンス預金をおすすめしない理由をお話しします。
タンス預金とはどんなもの?
タンス預金は名前のとおり、現金を銀行に預けることをしなあで、手元に置いておくことです。場所はタンスとは限りませんが、タンス預金という言葉が使われます。
へそくりとも少し似ていますが、どこまでがへそくりで、どこからがタンス預金になるのか、正確なことはわかりません。
タンス預金のメリットはある?
よく言われるのは
- 急にお金が必要になった時、すぐに使えるから
- 銀行が破綻しても安心
- 相続税がかからない
の3つです。
タンス預金にメリットがあるのか考えてみましょう…
急にお金が必要な時に安心なの?
手元にある程度お金があった方が良いと思いますが、数十万あれば良いのではないかと思います。
タンス預金というか、数十万ではへそくりのレベルではないでしょうか?
タンス預金をするメリットとまでは言いにくいですね。
銀行が破綻しても安心なのか?
そもそも銀行が破綻する可能性はどのくらいでしょうか?
日本には銀行が破綻した時には1銀行1,000万円まで元本が保証されます。これは「ペイオフ」という制度ですが、銀行が破綻する可能性は低いと思います。
心配なら、1,000万円ずつ別の銀行に預けておけば良いんじゃないんでしょうか?
よって、あえてタンス預金にするメリットはないと思います。
税金がかからない
大きな誤解です!
タンス預金のメリットは税金がかからない、だからお得だと思っている人には、その考えを辞めてください。
今バレていないから税金を取られていないだけで、わかれば確実に税金を取られます。
もし悪質だと思われれば、追徴金等がかかりますので、おすすめできません。
タンス預金はお勧めできません
タンス預金にメリットがあるという意見があるものの、お勧めできない理由をいくつか書いてみました。
まずタンス預金があることを黙ったまま亡くなってしまえば、気がつかれずに捨てられてしまう可能性があります。
また誰かが気がついた場合、残された遺族にには迷惑がかかります。
何といっても、脱税になる可能性があるので、絶対にお勧めできません。
タンス預金をしている方は、信頼できる金融機関に預けることをお勧めします。