こんにちは、こうのとりりです。
どなたかが亡くなられた場合、死亡届、葬儀等、やることがたくさんあります。その中では忙しさのあまり、つい忘れがちなものもあります。
その多くは法に反するものではありませんし、ごくごく小さなことなのですが、忘れているデメリットが多いことばかりです。
相続人が損をしないため、また相続人の負担をできるだけ少なくするためにも、頭の隅に入れていただければ幸いです。
この機会に是非チェックしてくださいね。
口座引落としのストップ
「落ち着いてから通帳を記帳したら、色々引き落とされていた」という話をよく聞きます。口座引き落としは便利ですが、止めない限り引き落としは続いてしまうので、気をつけましょう。
電話、電気、ガス、水道料金などの他、クレジットカードの利用料金を引落としにしてい場合も珍しくありません。できるだけ早く電話で連絡をして、まずはストップしてもらうようにしましょう。
自宅に届く郵便物から、何を引落としの対象にしているか、どういったクレジットカードを利用しているのか、わかる場合があります。
年金事務所にも連絡を
さて、死亡届を提出した時に、年金を停止する手続をとっているでしょうか?年金をもらっている人の場合、当然にストップしなくてはいけません。もし年金を止める手続をしない場合には、そのまま年金が振り込まれてしまいます。時間が経ってしまうと、相続人が後から返金することになりますので、くれぐれもご注意ください。
また年金を納めていた人の場合、遺族が死亡一時金を請求できる場合があります。また遺族年金の対象になる場合もありますので、お近くの年金事務所か市区町村役場へ、おはやめの相談をお勧めします。
自分が死んだ場合のことを考えておこう
さて、今日の話はいかがでしたか?
ここに書いたものだけではなく、牛乳や新聞、生協など、定期的に届くものがあれば、それらもストップする手続が必要です。
どんなものがあるかは、その人もによるとは思います。色々な人の話を聞くと、この手の細かいものは、後手後手になってしまうことが多いようです。処罰されないにしても、放置しておくと本来払わなくていいお金を払う羽目になったりするので、先に延ばせば伸ばすほど、相続人の負担が大きくなります。
さらにもし、自分が死んだ場合に他の人を困らせたくはありませんね。できることでなら、元気なうちに引落としにしていることのリストや連絡先をまとめておくことをお勧めします。