こんにちは、こうのとりです。
少し前にお客様から、びっくりするような話を聞きました。
「昔、自分の土地のことで法務局に相談に行ったら、隣の司法書士事務所に行くように言われた」というのです。20年以上前の話らしいのですが、今では信じられませんね。
さて法務局はともかくとして、税務署はどうでしょうか。今回は税務署の相談窓口についてお話してみようと思います。
税務相談チャットボットかお電話で
国税庁では、税についての相談窓口を設けています。チャットボットもあり24時間対応をしてくれますが、こちらは対応可能な内容が限られています。
詳しく話して相談したいという場合には、電話でお問い合わせをされることをお勧めします。詳細は以下のリンクもご覧ください。
管轄の税務署に電話をかけると音声案内が流れます。しばらく音声案内が続きますので、音声案内が苦手な方にはつらいかもしれません。
書くものとメモの用意もお忘れなく。
電話の流れ
最初は相談センターへの相談は「1」を押します。別の番号を押すと、税務署からの連絡への折り返しなど、別の番号につながってしまいますので、ご注意ください。
1を押すと、今度は相談内容によって、さらに番号を押していきます。
「1」所得税
「2」源泉徴収、年末調整、支払調整
「3」譲渡所得、相続税、贈与税、財産評価
「4」法人税
「5」消費税、印紙税
「6」その他
と分類されています。この番号を選択すると、いよいよ国税局電話相談センターにつながります。
聞いているうちにちょっと疲れるかもしれません。スピーカー機能が使えるのであれば、スピーカーにして楽な姿勢で電話をした方が良いと思います。
管轄の税務署に電話をしたら、すぐに担当者が出てくれたらいいのに…と思うかもしれませんが、税務署には日々膨大な量の電話がかかってきますので、担当者に引き継ぐのも大変な仕事なので、この方法になったそうです。
限られた人数で時間内に仕事をしなくてはいけませんから、考え方によっては、税務署もなかなか大変です。
視聴覚障碍者用の電子メール相談、ファクシミリ相談
さて、聴覚障害等をお持ちの方で電話での相談が難しい場合には、電子メールやファクシミリでの相談が可能です。
上に記載したリンクからもご確認いただけると思います。
こちらの電子メールとファクシミリでのサービスは、あくまでも聞くことや話すことが不自由な方のためにあるものです。電話が嫌い、面倒、という理由で使うことはしないでください。
今回は税務署で相談を受け付けてくれるか、相談窓口をご紹介しました。電話はつながるまで少々時間がかかりますが、担当者の方は親切です(私も何度もお世話になっています)
この内容がお役に立てば幸いです。本日もお読みいただきありがとうございました。